Japanese
English
綜説
肺の線維化をめぐる2,3の問題
Pulmonary Fibrosis
笹本 浩
1
Hiroshi Sasamoto
1
1慶応義塾大学医学部内科
1Department of Internal Medicine, School of Medicine, Keio University
pp.364-369
発行日 1967年5月15日
Published Date 1967/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201768
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はじめに
肺線維化がどのような機序によって進行していくかについては,従来から主として病理組織学的方法により種々検討されてきた。
肺線維症は現在でも,きわめて難治な疾患であるため,この方面の研究の進歩は大いに期待されるところであるが,近年,肺線維化の進展に関与する因子として,血清蛋白異常や免疫反応などが注目され,肺線維化は新しい観点から検討されている。
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