解説
血流検査法I
斎藤 十六
1
,
金井 寛
2
,
沖野 遙
3
1千葉大学医学部第二内科
2上智大学理工学部電気工学科
3北海道大学応用電気研究所メディカル・トランスデューサー部門
pp.353-355
発行日 1967年4月15日
Published Date 1967/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404201766
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はじめに
第7回日本脈管学会総会(昭41.10.16〜17),夜の談話会,主題「血流検査法」の司会をするよう,相沢会頭よりいわれた。
日頃,わたくしも,早く,血圧の時代から血流の時代に入らなければいけないと考えていた。当日は,時間の都合で,Fick法,色素稀釈法,脈波法による血流量の測定についてははぶき,流量計を中心にした話題を,第一線で,しかも,御自分で実験していらっしゃる専門の先生方に提供していただき,しかも,実際上の難点,疑点なども,ザックバランに折り込んでいただいて,専門外の先生方にも,興味をもっていただくことを目的に,会をすすめることにした。
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