Japanese
English
方法と装置
生体現象のRadio Telemeterについて
Applications of Radio telemeter to man.
高木 健太郎
1
,
松井 秀治
1
,
小林 守
1
,
竹内 伸也
2
Kentaro Takagi
1
,
Nobuya Takeuchi
2
1名古屋大学
2愛知学芸大学
1Department of Physiology, Nagoya University School of Medicine
2Aichi Education and Liberal Arts University.
pp.263-269
発行日 1961年4月15日
Published Date 1961/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200972
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I.まえがき
Radio Telemeterは電子工学の進歩,なかんずく小型真空管,トランジスタ,ダイオード等が生まれ,その装置の小型化がはかられるにいたつて急速に発達し,多くの方面に利用されるようになつた。特に航空機の無線操縦,高度気象ならびに宇宙現象観測ロケット,更に人工衛星の飛翔などに利用されてその偉力を発揮しているが,かかる理学・工学方面におけるTelemeter利用研究の発達に呼応して,医学方面においてもこの種の試みがなされるようになつた。我が国においても昭和32年頃からこの方面の研究が手がけられ,今日までにこの研究に関係をもつた主なる教室は著者等の知る範囲では東邦大学医学部朝日奈研究室,徳島大学医学部岡研究室,順天堂大学内科北村研究室,東京教育大学特殊教育学科杉研究室,東京大学医学部松田研究室その他十指に余る諸教室がある。
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