Japanese
English
特集 循環系薬剤の基礎と臨床
利尿剤の基礎(薬理面)
Basic Consideration of Diuretics (Pharmacological Aspects).
加藤 暎一
1
Eiichi Kato
1
1慶応大学内科
1School of Medicine, Keio University.
pp.317-331
発行日 1959年4月15日
Published Date 1959/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200748
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まえがき
利尿剤の正しい選び方を要約すれば,「体液貯溜に関与しているあらゆる病的機序を正しく把握し,その病的機序を逆方向に持つて行く様な利尿剤を選ぶ」と云えよう1)。従つて利尿剤の薬理の理解は浮腫の発生病理と共に正しい浮腫の治療の必須の前提条件である。
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