臨床家の薬理学・7
Ⅶ.利尿剤
今井 昭一
1
1新大・薬理学
pp.1644-1645
発行日 1972年7月10日
Published Date 1972/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204404
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従来利尿薬という言葉は,尿量を増す薬という意味に使われてきたが,利尿薬を使う意味は,単に尿量を増すことにあるのではなく,Naの排泄を促進させて体内に貯留した浮腫液を除去することにあるのであるから,むしろNa及び水のnetの排泄を増す薬と定義するほうがより適切である.
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