治療のポイント
利尿剤の使いかた
柴垣 昌功
1
1聖路加国際病院内科
pp.332-337
発行日 1972年3月10日
Published Date 1972/3/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402204025
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最近,各種の強力な利尿剤が次々に開発され,浮腫や高血圧の管理はきわめて容易になった.利尿剤といえば水銀剤しかなかった十数年前とくらべれば,昔日の感が深い.
それだけに,利尿剤の種類がふえてくれば,それぞれのもつ特性をよく理解した上で,個々の患者の病態にあわせてこれらを上手に使いわけることが,治療を成功させ,不快な副作用を未然に防ぐ上で大切になつてこよう.
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