Japanese
English
原著
セジラニドの臨床効果
Clinical effects of Cedillanid
勝 正孝
1
,
高橋 隆一
1
,
堀内 光
2
,
松井 孝治
2
Masataka Katsu
1
,
Ryuichi Takahashi
1
,
Akira Horiuchi
2
,
Koji Matsui
2
1慶大内科
2済生会中央病院
1Department of Internal Medicine, School of Medicine, Keio University
2Saiseikai Central Hospital
pp.969-974
発行日 1958年11月15日
Published Date 1958/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200698
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1.緒言
ジギタリスは1785年,英国のWilliam Wi—theringが,主として浮腫の治療剤として臨床に用いて以来,今日に於いても強心剤の中心的存在である。従来は主としてプルプレア葉末又は浸剤として用いられているが,製剤の種類により力価が著しく異り,実験的に定められた力価の強さが臨床的効果と必ずしも平行しない欠点があり,又急速にジギタリス効果を期待しがたいため,有効成分についての研究が行なわれ,種々の配糖体が得られ臨床に使用される様になつた。
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