Japanese
English
特集 肺水腫
実験的肺水腫の病理組織学的並びに電子顕微鏡的観察
Microscopic and electron microscopic observation of experimentally produced pulmonary edema.
岡田 慶夫
1
,
仲 武敏
1
,
渡辺 謙治
1
,
佐川 弥之助
1
,
横山 崇
1
,
岩田 明
1
,
中村 健
1
,
岩瀬 敬治
1
,
仙田 善朗
1
,
平野 政夫
1
,
大橋 啓吾
1
,
加藤 幹夫
1
Yoshio Okada
1
1京都大学結核研究所外科療法部
1Surgical Division of Tuberculosis Research Institute, Kyoto University.
pp.201-209
発行日 1958年3月15日
Published Date 1958/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200602
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緒言
昭和31年3月以降,我々は急性肺水腫の発来機転に就いて臨床的並びに実験的に検討しており,その中肺結核外科の場合に就いては,第10回日本胸部外科学会総会(昭.32.10.)の席上,著者の一人佐川弥之助の特別講演として発表した。
併しながら,同講演の際には時間の部合上主として病態生理学的方面に就いて論述し,形態学的方面に就いてはこれを詳細に述べることが出来なかつたので,今回改めて実験的に作成された水腫肺の病理組織学的並びに電子顕微鏡的所見に就いて報告する次第である。
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