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特集 心肺性危機
麻酔における心肺性危機
Pulmonary and cardiac emergency during anesthesia
山村 秀夫
1
1東大麻酔科
pp.87-94
発行日 1956年1月15日
Published Date 1956/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404200325
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麻酔を行うときの合併症は,麻酔ガスの爆発などの特殊のものを除けば,大部分は呼吸或いは循環の障害によるものである。したがつて麻酔と呼吸循環障害との間には記すべき多くの事実があるが,ここではその主なものを重点的にのべることにする。
呼吸障害或いは循環障害といつても,これは全く別箇に切りはなして考えるべきものではなく,これらがひどくおこつたときは,両者は相前後しておこつて来るものである2)。
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