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綜説
ハートチーム―心エコー医から見た米国での弁膜症治療の現況
Heart Team
塩田 隆弘
1,2
Takahiro Shiota
1,2
1シーダーズサイナイ メディカルセンター
2カリフォルニア大学ロサンゼルス校メディカルスクール
1Cedars-Sinai Medical Center
2UCLA School of Medicine
pp.568-577
発行日 2014年6月15日
Published Date 2014/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1404102498
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近年,弁膜症,とりわけ大動脈弁狭窄症や僧帽弁閉鎖不全症において,ハイリスクの開胸手術に代わり,経皮的インターベンションが臨床の場で施行されつつある.これは高齢化の進む日本社会に見合った画期的治療法として注目を浴びる一方,治療費が高額なことなどから,その適応につき一般社会でも論議されるに至っている.
経皮的インターベンション治療では,心臓カテーテル専門医は,外科医,麻酔科医,心エコー専門医らとチームを作り,互いに協力して診断と治療にあたる必要がある.
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