Japanese
English
今月の主題 回盲部・虫垂病変の診断
症例アトラス
低異型度虫垂粘液性腫瘍
Low-grade Appendiceal Mucinous Neoplasm(LAMN)
合田 良政
1
,
清松 知充
1
,
宮崎 秀幹
2
Yoshimasa Gohda
1
1国立国際医療研究センター病院外科
2国立国際医療研究センター病院中央検査部臨床病理室
キーワード:
低異型度虫垂粘液性腫瘍
,
石灰化
,
腹膜偽粘液腫
Keyword:
低異型度虫垂粘液性腫瘍
,
石灰化
,
腹膜偽粘液腫
pp.1824-1825
発行日 2024年12月25日
Published Date 2024/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403203810
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 参考文献 Reference
疾患の概念
低異型度虫垂粘液性腫瘍(low-grade appendiceal mucinous neoplasm ; LAMN)は虫垂に限局する低異型度虫垂粘液性新生物(固有筋層に進展することもある無細胞性粘液または粘液性上皮による浸潤)として定義され,穿孔播種すれば腹膜偽粘液腫へ発展する1)2).「大腸癌取扱い規約 第8版」より新たに記載された虫垂粘液産生腫瘍の疾患概念で,WHO分類では悪性腫瘍として扱われる3).
Copyright © 2024, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.