Japanese
English
増大号 炎症性腸疾患2024
トピックス
炎症性腸疾患診断・活動性評価における新たな取り組み
AIの応用
Application of AI
前田 康晴
1
,
工藤 進英
1
,
小形 典之
1
,
高林 馨
2
,
竹中 健人
3
,
小原 淳
4
,
黒木 貴典
1
,
瀧島 和美
1
,
小川 悠史
1
,
若村 邦彦
1
,
林 武雅
1
,
馬場 俊之
1
,
根本 哲生
5
,
緒方 晴彦
6,7
,
大塚 和朗
8
,
三澤 将史
1
Yasuharu Maeda
1
1昭和大学横浜市北部病院消化器センター
2慶應義塾大学内視鏡センター
3東京医科歯科大学消化器内科
4昭和大学臨床病理診断科
5昭和大学横浜市北部病院臨床病理診断科
6慶應義塾大学予防医療センター
7藤田医科大学東京先端医療研究センター/羽田クリニック/消化器内科
8東京医科歯科大学病院光学医療診療部
キーワード:
潰瘍性大腸炎
,
粘膜治癒
,
,
大腸内視鏡
,
デジタル病理
,
畳み込みニューラルネットワーク
Keyword:
潰瘍性大腸炎
,
粘膜治癒
,
,
大腸内視鏡
,
デジタル病理
,
畳み込みニューラルネットワーク
pp.1581-1585
発行日 2024年10月25日
Published Date 2024/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403203759
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
はじめに
人工知能(artificial intelligence ; AI)の医療分野への応用は,特に2010年代に畳み込みニューラルネットワーク(convolutional neural network ; CNN)を含むディープラーニングの台頭によって始まった.近年,内視鏡AIの活用は,開発段階から臨床導入へと移行している.しかし,炎症性腸疾患(inflammatory bowel disease ; IBD)患者を対象とした内視鏡AIの実用化は限られている.また,デジタル病理とAIの融合も注目を集めている.本稿では,特に潰瘍性大腸炎(ulcerative colitis ; UC)に対するAI活用の可能性を,医師主導研究を参考に考察する.
Copyright © 2024, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.