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増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 応用と発展—考える画像診断が身につく
十二指腸 6 Cases
Case 1
Case 1
森山 智彦
1,2
,
川床 慎一郎
2
,
谷口 義章
3
,
立石 悠基
3
,
鳥巣 剛弘
2
Tomohiko Moriyama
1,2
1九州大学病院国際医療部
2九州大学大学院医学研究院病態機能内科学
3九州大学大学院医学研究院形態機能病理学
キーワード:
十二指腸
,
血管脂肪腫
,
潰瘍形成
,
超音波内視鏡検査
,
肉芽組織
Keyword:
十二指腸
,
血管脂肪腫
,
潰瘍形成
,
超音波内視鏡検査
,
肉芽組織
pp.1312-1315
発行日 2023年10月25日
Published Date 2023/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403203358
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臨床情報
80歳代,女性.主訴:全身倦怠感と動悸.家族歴:特記事項なし.既往歴:高血圧症と脂質異常症,慢性腎不全あり.現病歴:施設に入所中であったが動悸と倦怠感を自覚したため当院を受診し,採血でHb 6.7g/dL,血清鉄28μg/dLと鉄欠乏性貧血を認めたため鉄剤の内服を開始したが改善に乏しかった.消化管出血の可能性を疑われて施行された上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)で,十二指腸球部に病変を指摘された.
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