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増大号 「胃と腸」式 読影問題集2023 応用と発展—考える画像診断が身につく
十二指腸 6 Cases
Case 2
Case 2
池上 幸治
1
,
蔵原 晃一
1
,
大城 由美
2
,
江頭 信二郎
1
,
佐々木 淳子
3
Koji Ikegami
1
1松山赤十字病院胃腸センター
2松山赤十字病院病理診断科
3愛媛県厚生連健診センター
キーワード:
十二指腸
,
濾胞性リンパ腫
,
X線
,
内視鏡
,
白色化
Keyword:
十二指腸
,
濾胞性リンパ腫
,
X線
,
内視鏡
,
白色化
pp.1316-1319
発行日 2023年10月25日
Published Date 2023/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403203359
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臨床情報
50歳代,男性.主訴:なし(検診異常).既往歴:特記事項なし.現病歴:202X年に近医で検診目的に施行された上部消化管内視鏡検査(esophagogastroduodenoscopy ; EGD)で十二指腸に異常を指摘された.同部からの生検では非特異的炎症所見という結果であったが,精査目的に当科へ紹介され受診となり,造影X線検査(Fig.1),EGD(Fig.2a〜f),超音波内視鏡検査(endoscopic ultrasonography ; EUS,Fig.2g)を施行した.検査:白血球数4,980/μL,Hb 15.4g/dL,H. pylori(Helicobacter pylori)血清IgG抗体0.6U/mL,CEA<0.5ng/mL,CA19-9 6.9ng/mL,sIL2-R 354U/mL.
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