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増刊号 図説「胃と腸」画像診断用語集2022
疾患
下部消化管
細菌性腸炎
bacterial enteritis(Campylobacter colitis, Salmonella colitis)
朝山 直樹
1
,
永田 信二
1
1広島市立安佐市民病院消化器内科
キーワード:
粘膜内出血
,
浮腫
,
回盲弁上の潰瘍
,
縦走潰瘍
Keyword:
粘膜内出血
,
浮腫
,
回盲弁上の潰瘍
,
縦走潰瘍
pp.658-659
発行日 2022年5月24日
Published Date 2022/5/24
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403202836
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細菌性腸炎の原因として頻度が高いものはCampylobacter,Salmonella,Vibrio,病原性大腸菌である.これらのうち,CampylobacterとSalmonellaは粘膜侵入型細菌であり,高頻度に大腸病変を来す.臨床像は類似するが,血便を来す頻度が高く,他疾患との鑑別のため内視鏡検査が行われる機会が比較的多い.特徴的な内視鏡像は,粘膜内出血と浮腫である.
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