今月の主題 抗菌薬の適切な使い方
各種の主要感染症と抗菌薬の使い方
細菌性腸炎
相楽 裕子
1
1横浜市立市民病院感染症部
pp.109-111
発行日 1999年1月10日
Published Date 1999/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1402905866
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●起因菌のうち,重症度と合併症の面からサルモネラ,腸管出血性大腸菌(EHEC),ボツリヌス菌が要注意である.
●起因菌が不明時のempiric therapyでは,患者背景と症状の重症度から抗菌薬の適応を判断する.
●Empiric therapyの選択薬はニューキノロン薬かホスホマイシンである.
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