増刊号 図説「胃と腸」所見用語集2017
解剖・組織
大腸の解剖用語(basic anatomical term of large intestine)
味岡 洋一
1
,
杉野 英明
1
1新潟大学大学院医歯学総合研究科分子・診断病理学分野
キーワード:
gross anatomy
,
histology
Keyword:
gross anatomy
,
histology
pp.538-540
発行日 2017年5月24日
Published Date 2017/5/24
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403200892
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解剖
大腸は全長約1.5mの管腔臓器で結腸と直腸に大別され,結腸は口側から盲腸(C),上行結腸(A),横行結腸(T),下行結腸(D),S状結腸(S)の区分から成り,直腸(R)は直腸S状部(RS),上部直腸(Ra),下部直腸(Rb)に区分される(シェーマ).上行結腸と横行結腸の移行部は右結腸曲(肝彎曲),横行結腸と下行結腸の移行部は左結腸曲(脾彎曲)と呼ばれる.「大腸癌取扱い規約 第8版」は,それぞれの区分を以下のように定義している.
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