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Joseph Goodgold, MD: Anatomical Correlates of Clinical Electromyography
三好 正堂
1
1九州厚生年金病院リハビリテーション科
pp.76
発行日 1976年1月10日
Published Date 1976/1/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552103471
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リハビリテーションの重要性を十分理解しながら専門医になることを躊躇している人は少なくない.私はそういう方々には機能解剖学と筋電図の勉強をおすすめしたい.
5年前,私がリハビリの勉強を思い立った時,尊敬している服部一郎氏は「リハビリ科が専門科として成り立ちうるのか疑問に思っている」といわれたことがある.それは,彼のごときこの道の開拓者の発言としては真に青天の霹靂であったが,それ以来,彼のことばは常に私の脳裡を離れず,「リハビリ医学とは何か」常時考えてきたように思う.そして現在も「自分はリハビリ科医として真に患者に必要な診療ができているのか,他科の医師や療法士に必要な専門医として機能しえているのだろうか」と自問している.こう述べると自意識過剰だとお叱りを受けるかもしれないが,このような時,私のささやかな支えとなって答えてくれるのは機能解剖学(Hollinshead,Basmajian)と筋電図の勉強であるように思う.
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