学会印象記
第33回日消化器内視鏡学会総会
岡崎 幸紀
1
1山口大学医学部第1内科
pp.860-862
発行日 1987年7月25日
Published Date 1987/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403112976
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爽やかな五月晴れの空のもと,本総会のシンボルマークに用いられた大阪城の緑青色の重層の屋根が美しく映えている.第33回日本消化器内視鏡学会総会は,このお城の近くに昨秋完成したニューオータニ大阪ホテルをメイン会場として,大阪府立成人病センター第3内科部長奥田 茂博士の会長のもとに,5月28日より3日間開催された.
編集部からの電話で印象記の依頼を受け,気軽に引き受けたものの,プログラムを見直してはたと困惑した.8会場の講演に加え,展示があり,更に評議員会,各種委員会,そして自分の司会するシンポジウムとリハーサルを考えると,果たしてこの総会の何分の一を視聴できるか,と頭を抱えてしまった.教室員と手分けして,とも考えたが,印象記とは主観性に要点があると思い,自ら経験できたものだけに焦点を絞らせていただいた.
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