技術解説
内視鏡的色素撒布法
井田 和徳
1
,
赤坂 裕三
1
,
奥田 順一
1
,
橋本 睦弘
2
1岐阜歯科大学第2内科
2京都府立医科大学第3内科
pp.70-73
発行日 1975年1月25日
Published Date 1975/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403112097
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胃色素撤布法の確立と生体染色現象の発見が契機になって,色素剤が消化管の内視鏡険査に積極的に用いられるようになってきた.そして最近ルゴール法や着色法も新たに加えられ,内視鏡学のなかに「色素法」あるいは「色素内視鏡法」と呼びうる新しい分野が展開されつつある.
ここでは私達が改良した胃の色素撤布法を紹介し,あわせその目的,意義およびそれによる若干の知見について述べる.
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