今月の主題 ポリープ〔1〕
症例
Ⅱa+Ⅱc早期胃癌症例
成富 義幸
1
,
酒井 真純
1
,
竹田 清
1
,
久保 利夫
2
1九州大学医学部第一外科
2九州大学医学部癌研究所
pp.685-689
発行日 1966年10月25日
Published Date 1966/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403112046
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「レ」線,内視鏡検査,細胞診および生検の進歩により早期胃癌症例は急激に増加しているが,症例の大多数は表面陥凹型並に陥凹型病変で占められ,表面隆起型病変Ⅱaを示す早期胃癌症例は全例の約5%に過ぎない.村上忠重教授は本誌第1巻第2号にてⅡaを病理組織学的観点から解明されているが,本症例もⅡa+Ⅱcの早期胃癌で昭和41年7月19日,九大早期胃癌研究会で討議された症例である.
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