カラーグラフ 臨床外科病理シリーズ・5
早期胃癌—小さいⅡc
廣田 映五
1
,
原田 守久
1
,
板橋 正幸
1
,
北岡 久三
2
,
小黒 八七郎
3
1国立がんセンター病理
2国立がんセンター外科
3国立がんセンター内科
pp.582-583
発行日 1983年5月20日
Published Date 1983/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208300
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症例 62歳,女
約7年前から十二指腸潰瘍瘢痕を近医により指摘されていた.術前数週間前から食後数時間して起こる心窩部痛を主訴として来院した.胃X線透視ならびに内視鏡検査により,胃体中部後壁の小さいⅡc型早期胃癌と診断された.同時期の生検組織診断により印環細胞癌と術前に確診されている.
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