カラーグラフ 臨床外科病理シリーズ・7
早期胃癌—Ⅱc+Ⅱa型
廣田 映五
1
,
丸田 憲三
1
,
板橋 正幸
1
,
丸山 圭一
2
,
北岡 久三
2
,
小黒 八七郎
2
,
吉田 茂昭
2
1国立がんセンター病理
2国立がんセンター外科
pp.1114-1115
発行日 1983年8月20日
Published Date 1983/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407208397
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症例70歳.男.
1981年,12月老人検診にて胃の異常を指摘され,当院内科を紹介される.X線透視,内視鏡検査にてⅡaとⅡcの所見を伴う早期胃癌であると診断された.同時に行われた生検組織診断で分化型管状腺癌well differentiated tubular adenocarcinomaであることが確認された.R2の幽門側部分切除術が施行されBillroth—Ⅰ法にて再建された.S0 P0 H0 N0で絶対治癒切除であつた.
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