今月の主題 ポリープ〔1〕
症例
表面陥凹型早期胃癌
東海林 啓五
1
,
水戸 省吾
1
,
菊地 隆三
1
,
後藤 洋
1
,
大内 敬一
1
,
佐藤 之彦
1
,
佐々木 彰
1山形県立中央病院内科
pp.691-696
発行日 1966年10月25日
Published Date 1966/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403112047
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Ⅰ.はじめに
われわれは約1年間経過観察した表面陥凹型早期胃癌の1例を経験した.この癌は前庭部小彎やや前壁よりの8×10×0.5mmの小さいもので,胃X線圧迫法で,肉眼所見に比較的一致した像を描写することができた.以下,症例の詳細を述べるとともに,圧迫法などについて若干の見解を述べる.
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