Japanese
English
今月の主題 高位の胃病変
座談会
高位の胃病変
Symposium―Lesions in the Upper Portions of the Stomach
芦沢 真六
1
,
木原 彊
2
,
熊倉 賢二
3
,
中村 恭一
4
,
岡部 治弥
5
,
大柴 三郎
6
,
竹本 忠良
7
,
鵜川 四郎
8
Shinroku Ashizawa
1
1東医大・内科
2岡山大・内科
3癌研・内科
4癌研・病理
5九大・内科
6東北大・内科
7女子医大・消化器病センター
8東大分院・外科
pp.1120-1128
発行日 1970年8月25日
Published Date 1970/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403111342
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芦沢 今日のテーマの高位の病変はすでに消化器病学会,放射線学会,胃癌研究会などでとりあげられてきておりますが,このようにつづけてとり上げられて来たということは,胃の病気の診断でとり残された場所として胃上部が残っているということにもなると思います.一方では小さい病変の発見も非常に進んでいるのですから,その両面から攻めてゆくと胃の診断はますます完壁なものになるわけです.
本日のテーマでは,胃上部にはどんな病気があるか,なにか特殊性があるかというようなことがまず問題になるかと思います.そういうこともふくめて今日は,みなさんとお話ししたいと思います.
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