研究会紹介
八戸胃腸研究会
吉田 行位
pp.376
発行日 1968年3月25日
Published Date 1968/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110693
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八戸胃腸研究会は,昭和39年6月東北大学斎藤達雄教授をお招きして,第1回の発会式を行ない,以来42年末で40回を数えるに至りましたが,会員数は約20人前後で,各自持ち寄りの消化管X線診断を検討し,フリートーキングの形式で会を運営して参りました.
我々がこのような会をつくった目的は,中央におりますと,学会や例会などに多く出席できるのですが,地方の開業医にとっては仲々その機会に恵まれません.それで病院勤務医を含めた同好の士と話し合い,消化器疾患のX線学的診断の技術並びに読みの向上と同時に対癌対策が叫ばれている現在,早期癌に対する新しい知識を導入して,専門医としての自覚と責任を果し,地域医療の向上に些かでも寄与したいと考えたからでありました.
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