--------------------
編集後記
春日井 達造
pp.125
発行日 1968年1月25日
Published Date 1968/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110621
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
皆様の雑誌「胃と腸」も諸先生方の積極的な参加と親身なこ援助により,第3巻1号をお手許にお送りするまてに成長しました.昨年を振り返ってみますと,消化器病学方面においては極めて充実した一年で,「胃と腸」においても早期胃癌の岡題は細大もらさす網羅し,胃潰瘍,十二指腸潰瘍,胃炎,胃のびらん,切除残胃から胃液の問題,更に小腸の問題にまで入ってゆき,話題は増々深く,更に広くなりつつあります.
本年は来る7月チェッコスロバキヤのプラハにおける第8回国際消化器病会議及び第1回ヨーロッパ内視鏡会議,秋にはオーストラリアのメルボルンで第3回アジア大洋州消化器病会議,一方5月はブラジルのリオデジャネイロで第3回国際細胞会議など,「胃と腸」関連の国際会議が相いついで開催されることになっており,この分野における飛躍的な発展が期待され,また読者の皆様の国際的な活躍力が上を飾ることと思います.
Copyright © 1968, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.