今月の主題 胃のびらん
座談会
胃びらんの概念と臨床
村上 忠重
1
,
青山 大三
2
,
川井 啓市
3
,
熊倉 賢二
4
,
望月 福治
5
,
竹本 忠良
6
,
吉田 隆亮
7
1順天大第一外科前昭和大学
2大阪回生病院放射線科
3京府医大増田内科
4癌研病院内科
5東北大山形内科
6東大中尾内科
7九大勝木内科
pp.821-833
発行日 1967年6月25日
Published Date 1967/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110569
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村上(司会) きょうは,綜説のほうにびらんに関する論文をいただいた方々にお集りいただきましたので論文には書ききれないような面,あるいはその裏話,あるいは責任がなければこんなこともいってみたい.そんなお話しがしていただきたいと思います.幸いにそういう面がでますと,論文のほうをお読みになる方々に,どんな背景でこの論文が出てきたかということがよく分りまして,読まれるときの興味が,一層増してくるんじゃないかと思います,しかし,こういう試みは,逆にこの座談会で論文のほんとうのところまで解説してしまいますと,論文の意味がなくなってしまいますので,大へんむずかしい.中には,これは論文のほうに書くから,ちょっとこれ以上話しはやめるというようなところも出てくるかもしれません.それは,どうぞご自由になさっていただきたいと思います.
それから,青山先生,竹本先生には,遊軍ということで加わっていただきましたので,適当に活発にご発言いただいて,この座談会を一そう興味あるものにしていただきたい.
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