Japanese
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今月の主題 早期胆嚢癌―その診断の進歩
座談会
早期胆嚢癌―その診断の進歩
Conversazione―Early Carcinoma of the Gallbladder: The Progress of Diagnosis
内村 正幸
1
,
柿田 章
2
,
山中 桓夫
3
,
乾 和郎
4
,
石田 秀明
5
,
望月 福治
6
,
渡辺 英伸
7
Fukuji Mochizuki
6
,
Hidenobu Watanabe
7
1県西部浜松医療センター・外科
2北海道大学・第1外科
3自治医科大学・内科
4名古屋大学・第2内科
5秋田大学・第1内科
6仙台市医療センター・内科
7新潟大学・第1病理
pp.538-550
発行日 1986年5月25日
Published Date 1986/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110313
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望月(司会) 本日の座談会は“早期胆囊癌-その診断の進歩”ということですが,このテーマは第27回日本消化器病学会(1985年11月,松山,以下,今回の学会)でも取り上げられまして,本日お集まりの先生の中にはこのシンポジウムにも参加された方がおられます.それから,この方面のエキスパートの先生にお集まり願って,まだ熱のさめないところで最先端のご意見を拝聴したいと思います.各種画像診断が日進月歩しておりますので,こうした背景からも早期胆囊癌に対する関心が急速にもたれてきている現状です.この特集では主題に各先生方に御執筆していただいていますが,早期癌の定義1つを取り上げても,まだはっきりとしていないという分野でもあり,各専門家の間に議論のあるところだと考えますので,ここでは現在の本症に対する問題点を浮き彫りにしていただければと考えております.
なお,本日は司会を私と渡辺教授と2人でやることになっておりますが,少し変則的に渡辺先生には病理という立場で,司会の傍ら,積極的に討論に参加していただくことになっております.
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