今月の症例
1.X線上,間接所見が深達度診断に有用であった大腸早期癌の1例
唐仁原 寛
1
,
西俣 寛人
1
Hiroshi Toujinbara
1
1鹿児島大学第2内科
pp.1348-1350
発行日 1992年12月25日
Published Date 1992/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110129
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表面型大腸癌の増加に伴い,その治療方針決定の面から癌の深達度を診断することは,極めて重要である.
〔患者〕66歳,男性.注腸X線検査にてS状結腸下部に小隆起性病変を指摘され,生検にて癌と診断された.X線および内視鏡所見から,sm中等度以深への浸潤が強く示唆され,手術が施行された.
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