Japanese
English
今月の症例
形成過程が観察されたdouble pylorusの1例
Double Pylorus, Report of a Case
唐仁原 寛
1
,
松田 彰郎
2
,
青崎 真一郎
2
,
丸田 修士
2
,
西俣 寛人
2
Hiroshi Toujinbara
1
1唐仁原内科クリニック
2鹿児島消化器研究会
pp.1282-1284
発行日 1997年9月25日
Published Date 1997/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105188
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〔患者〕43歳,男性.20歳台から胃潰瘍を繰り返していた.1993年3月22日,心窩部痛を主訴に当院受診.消化性潰瘍の疑いで内視鏡検査を施行した.同日施行した生化学検査で高脂血症および脂肪肝を指摘された.
〔胃X線所見〕仰臥位第1斜位二重造影像(Fig. 1a~c)および腹臥位充満像(Fig. 1d)で,幽門小彎側と十二指腸球部の間に瘻孔を認めその辺縁には,硬さがみられる(1997年1月).
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