Refresher Course・13
この症例にみる診断過程のポイント
中澤 三郎
1
,
山雄 健次
1
Saburo Nakazawa
1
1名古屋大学第2内科
pp.329-332
発行日 1985年3月25日
Published Date 1985/3/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109938
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
患者:72歳女性.
主訴:特になし(人間ドックのUSにてチェックされた).
〔初回ルーチンUS所見〕(上腹部横走査:Fig. 1a,上腹部正中矢状断走査:Fig. 1b)横走査にて体部主膵管は約4mmと拡張を示す.矢状断走査では大動脈の腹側に直径12mmと35mmの2個の腫瘤エコーを認める.内部にはびまん性に点状エコーがみられる.後方エコーの増強は認められない.
Copyright © 1985, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.