Japanese
English
今月の主題 急性腸炎(1)―主として抗生物質起因性大腸炎
座談会
薬剤性腸炎をめぐって
Conversazione―Antibiotics Associated Colitis
上野 一恵
1
,
八尾 恒良
2
,
武藤 徹一郎
3
,
菱沼 義興
4
,
林 繁和
5
,
吉川 邦生
6
,
田島 強
7
,
岡部 治弥
8
,
渡辺 英伸
9
H. Okabe
8
,
H. Watanabe
9
1岐阜大学附属嫌気性菌実験施設
2福岡大学第1内科
3東京大学第1外科
4東京都立豊島病院内科
5名古屋掖済会病院消化器科
6滋賀医科大学第2内科
7東京都立駒込病院内視鏡診断科
8北里大学内科
9新潟大学第1病理
pp.178-190
発行日 1983年2月25日
Published Date 1983/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403109280
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岡部(司会) 薬物性大腸炎で目下の一番大きい問題は,Clostridium difficile(以下C. difficile)による偽膜性腸炎だと思います.そして,それに対するKlebsiella oxytoca(以下K. oxytoca)の出血性腸炎,これが同じものなのか,否か,ということもあります.
最初に,いわゆる抗生物質によって起こる下痢がかなりありますので,まず上野先生に,Darmfloraのほうから見た分布状態や頻度をお話しいただきたいと思います.
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