Coffee Break
迷切後の胃癌発生
pp.650
発行日 1982年6月25日
Published Date 1982/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403108954
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ネズミの迷切を行ってメチルコラントレンを投与すると,迷切を行わないで同じものを投与した場合より胃癌の発生率が高い.MorgensternやVilchezはこういう報告を随分昔出していた.
ヒトの十二指腸潰瘍治療に迷切が行われるようになって久しいが,臨床的にはどう考えられているのであろうか.もしかするともう解決済みの問題なのかもしれないが,なにがしか気にしている人もいるかもしれない.
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