Coffee Break
消化性潰瘍は種々の疾病の1つの症状である
pp.382
発行日 1982年4月25日
Published Date 1982/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403108839
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消化性潰瘍は種々の病態を示し,1つや2つのパターンに分けて理解するのが困難である.この傾向は病態の研究が更に進むに従ってますます深まるであろう.とりあえず引用をもって紹介することにする.Annals of Internal Medicine 95:609~627, 1981に,今は亡きM. I. Grossmanが司会をしたUCLA Conference, Peptic Ulcer:New Therapies, New Diseasesが掲載されていて,その中で,J. I. Rotterの発言の中に引用された表をここに紹介する.現在わかっていることだけでもこれだけあり,わかりつつあることは更に次々と消化性潰瘍は1つの症状であることを示唆しつつあるようである.
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