今月の主題 早期胃癌診断の反省(1)
主題症例
写真のよしあしと診断への影響
4 バリウム付着の問題(B)―バリウム付着不良のため4年間潰瘍と誤診されたⅡc+Ⅲ様進行癌の1例
大串 秀明
1
,
八尾 恒良
1
1九州大学第2内科
pp.47-49
発行日 1979年1月25日
Published Date 1979/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403107592
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本例は4年間に8回もの胃X線険査が施行されたが,病変の描出が不十分であったために胃潰瘍として経過観察がなされ,手術時にはⅡc+Ⅲ様進行癌で胃周囲リンパ節に転移のみられた症例である.
〔患 者〕I. T. 35歳 男
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