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                                    編集後記
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                川井 啓市
                                            
                                            
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.802
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1976年6月25日
                  Published Date 1976/6/25
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403107308
                
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- 文献概要
- 1ページ目
今回の「食道・噴門境界部の病変」はやっと取り上げられたという感想がまず第一にする.本誌はその性格を誌名に反映させ,「胃と腸」とし,早期胃癌をメインに扱うことによって臨床家のup to dateの問題をとりあげ,直接明日の臨床に役立てることを目的にしてきていたが,その一面欧米に多い食道・噴門境界部の病変に関しては今迄のところ本誌の枠外にあるので,単に大学での研究のテーマとしかなりえなかったのも当然であろう.しかし,現在では癌,潰瘍,アカラシア,Mallory-Weiss症候群,ヘルニア等すでに臨床家にとってもなじみ深くなってきたことから,本誌においてこのあたりでひとつの整理をする時期にきたことを示している.特にこのテーマでの座談会は現在での問題点が浮き彫りにされていると思われる.

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