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海外文献紹介「Peutz-Jeghers症候群(PJS):49年間のハリスバーグ家系の臨床病理学的観察」
栗原 修司
1
1桑野協立病院
pp.826
発行日 1989年7月25日
Published Date 1989/7/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403106518
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Peutz-Jeghers syndrome: A clinicopathologic survey of the “Harrisburg Family” with a 49-year fo1low-up. Foley TR, et al (Gastroenterology 95: 1535-1540, 1988)
Jeghersにより報告されたPJSの家系であるハリスバーグ家系を6世代にわたり詳細に49年間追跡し,遺伝的な影響を受けたものが家系構成員中12人も含まれ,報告された中では最も大きなPJS家系である.他の家系に比べ特徴的なのは,ハリスバーグ家の遺伝的影響を受けたメンバー全員が,粘膜色素斑と小腸過誤腫の両方を有していたことである.全患者は若年期より治療を受けており,主症状は腹痛と出血であった.
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