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Third International Workshop & Symposium on Therapeutic Endoscopy,Hong Kongが1988年12月14日から17日まで,香港において開催された.この会は香港中文大学と香港消化器内視鏡学会の共催で,第1回は1985年,第2回は1987年に開催されている.会場は香港九龍半島北部の沙田(シャティン)にあるPrince of Wales Hospitalで,香港の繁華街の中心であるネーザンロードから車でおよそ30分の所にある.参加者は約110名で,東南アジアの各国に加えオーストラリア,アメリカ,イギリスなどからも参加者があった.facultyにはProfessor Cotton(USA)や川井教授(京都府立医大)も参加されており,丹羽教授(防衛医大),信田教授(獨協医大)もシンポジウムの座長を担当された.はじめの3日間はワークショップでlive demonstrationも織り込んだプロブラム構成であった.最終日にはfree paperの発表と,3 sessionがシンポジウムとして取り上げられた.
初日はregistrationに引き続きERCPおよびこれに関連した内視鏡的乳頭括約筋切開術(EST),nose-biliary drainage(NBD),截石術,内視鏡的胆管ドレナージ法(EBD),胆道狭窄のバルーン拡張術に関する講演があった.この後,Dr.LeungとProfessor CottonによるEST,截石,NBD,EBDなどのlive demonstrationが非常に手際よく行われた.coworkerである看護婦のトレーニングがよく行き届いていたのが印象的であった.川井教授が主催された第36回日本消化器内視鏡学会総会のlive demonstrationのイメージがオーバーラップして思い起こされた.
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