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海外文献紹介「自己拡張型メタルステントを用いた悪性食道閉塞治療の試み」
鈴木 隆史
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1愛知県がんセンター消化器内科
pp.98
発行日 1993年2月26日
Published Date 1993/2/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403106090
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Self-expanding metal stents for palliation of malignant esophageal obstruction―A pilot study of eight patients: Bethge N, et al(Endoscopy 24: 411-415, 1992)
食道および食道胃接合部の進行癌は予後不良の疾患であり,切除不能例の治療の目的は狭窄症状の緩和にある.この治療法に関しては①手術療法,①(内照射を含む)放射線療法,①レーザー療法,①化学療法,①内視鏡プロステーシス・ブジー,①以上の組み合わせなどが試みられているが,いずれも安全性・コスト・患者に与える苦痛と有用性を考慮した場合,必ずしも有効と言えないのが現状である.
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