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海外文献紹介「食道炎と食道癌」
小林 世美
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1愛知県がんセンター第1内科
pp.1164
発行日 1986年11月25日
Published Date 1986/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403110109
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Esophagitis and cancer of the esophagus: R. Kuylenstierna, E. Munck-Wikland (Cancer 56: 837-839, 1985)
種々な臓器で炎症と癌の関連が問題になっている.食道でも,アカラジアの患者で食道内容の停溜による慢性の粘膜刺激や,腐蝕性食道炎による狭窄が癌の発生に関連があると考えられている.食道炎の最も多い原因は,胃内容の食道への逆流であり,この研究は逆流性食道炎と食道癌の関連を明らかにすべく計画された.
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