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白壁彦夫先生追悼特集 追悼座談会
識り,造る喜びを一生持ち続けた白壁彦夫先生
Memorial Addresses
渡辺 英伸
1
Hidenobu Watanabe
1
1新潟大学医学部第1病理
pp.1732
発行日 1995年12月25日
Published Date 1995/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105635
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“どんなに平凡と思われる1つの症例でも,何か1つはわれわれに教えるものを持っている.”これは先生が体を張って私たちに繰り返し示された言葉である.その何かを自ら掘り起こし,その病態の自然史を問いながら,次の症例も大切にしていく.1つ1つが内蔵する事実を正確に,着実に積み重ねながら,個々の病態の底に流れる系統的自然史を紐解き,大長編小説を完成させた原動力こそ,先生が日々語られ,示された,この言葉や態度にある.
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