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書評「胃X線診断ブラッシュアップ―撮り方・読み方・考え方」
望月 福治
1
1仙台市医療センター仙台オープン病院
pp.1364
発行日 1995年10月25日
Published Date 1995/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105553
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本書は内科雑誌「medicina」(医学書院)に2年間にわたり好評裡に連載されたものをベースに,単行本に編集しなおされたものである.項目別にみると,写真の撮り方,胃外病変病変の見きわめ,胃病変の拾い上げ診断,胃の隆起性病変,良性潰瘍と悪性潰瘍,潰瘍の良性サイクルと悪性サイクル,Ⅱc型早期癌,Ⅱc類似進行癌,微小病変とⅡb病変病変,スキルス胃癌,胃・十二指腸潰瘍など,大きく12章から成っている.
本書は放射線診断を専門としない方々のために,まず診断に足る写真の撮り方から,見落としをなくすためのチェックポイントまで,通常の書物には書かれていないようなきめ細かい点まで,懇切丁寧に解説している.
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