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書評「画像診断のための知っておきたいサイン 第2版」
遠藤 啓吾
1
1群馬大学核医学科
pp.690
発行日 1997年4月25日
Published Date 1997/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105118
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レントゲンがX線を発見して100年余り.昔は画像診断と言えば,胸部,腹部,骨などの単純X線が主であった.近年,X線,CT,磁気共鳴画像(MRI),超音波画像(US),核医学(RI)など,多くの画像診断機器が開発された.これらの機器の内部はコンピュータそのものなので,コンピュータ技術の発達に伴って,画像診断の進歩もとどまるところを知らない.まさに画像診断花盛りなのである.
画像診断の対象は文字通り“頭のてっぺんから足の先まで”.しかも単純X線,CT,MRI,US,RIなどの画像診断機器を駆使しなければならない.画像診断に携わる医師も勉強が大変なのである.
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