学会印象記
第54回日本消化器内視鏡学会総会
高橋 豊
1
1金沢大学がん研究所附属病院外科
pp.84
発行日 1998年1月25日
Published Date 1998/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403103552
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1997年11月27~29日,11月の末とは思われない暖かい快晴の下に,新築となった東京国際フォーラムで第54回日本消化器内視鏡学会総会が,東京大学第3外科・大原毅教授の会長の下で開催された.この東京国際フォーラムは日本を代表とするコンベンションセンターであり,有楽町駅前に位置し,東京駅からも徒歩5分(地下通路も整備)という絶好の場所に建築されている.特に圧巻なのが巨大な船をイメージしたガラスホールで,地下1階からほとんど全空間が吹き抜けとなっており,天井は船の底の形をしている。内側は総ガラス張りで,空間を綱渡りのように各階を結んでいる.このほかに4つの大きさの異なるホールが船のドックのように隣接している.参加者のほとんどが初めての来館で,一様に驚嘆すると同時に内部で迷子になり,目的の会場に到着するのに時間がかかることが多かったようである.
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