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編集後記
八尾 恒良
pp.752
発行日 2002年4月25日
Published Date 2002/4/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403103521
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消化管の疾病を仮にminorとmajorな疾患に分けるとすればMPSとcap polyposis(cap)はminorな疾患に属するであろう.
にもかかわらず,本特集号の内容は濃く,さすが「胃と腸」の論文と感嘆させられる論文が多い.すなわち本特集号ではcapとMPSの臨床像と病理組織像の差が細かく十分に解析され,両者は異なった疾患であろうと結論されている(ただし橋立,他は両者に本質的差はないとしている).本特集号をみると,もはやcapに関する研究成果は日本の「胃と腸」グループがcapのoriginalをだした英国の研究者を凌駕して世界のトップの地位にあると言えよう.
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