Japanese
English
今月の主題 小腸腫瘍―分類と画像所見
主題症例
von Recklinghausen病に合併した空腸gastrointestinal stromal tumor(GIST)の1例
Gastrointestinal Stromal Tumor of the Jejunum in a Patient with von Recklinghausen's Disease, Report of a Case
垂水 研一
1
,
飯田 三雄
1
,
古賀 秀樹
1
,
松本 啓志
1
,
小堀 陽一郎
1
,
武田 昌治
1
,
藤村 宜憲
1
,
星加 和徳
1
,
角田 司
2
,
三上 芳喜
3
Ken-ichi Tarumi
1
1川崎医科大学消化器内科Ⅱ
2川崎医科大学消化器外科
3川崎医科大学病理
キーワード:
小腸腫瘍
,
GIST
,
von Recklinghausen病
Keyword:
小腸腫瘍
,
GIST
,
von Recklinghausen病
pp.934-936
発行日 2001年6月25日
Published Date 2001/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403103256
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症 例
患 者:von Recklinghausen病(VRD)の22歳,女性.1997年7月,検診にて貧血を指摘された.近医での胃小腸X線検査にて空腸に隆起性病変を認めたため当科へ紹介入院となった.
ゾンデ法小腸造影所見 空腸に約2cm大の表面平滑な隆起性病変を認めた.圧迫しても形態変化に乏しく,頂上にはわずかなバリウムの溜まりが描出された.浅い潰瘍を伴った比較的硬い粘膜下腫瘍と思われた(Fig. 1a,b).上部消化管内視鏡検査,大腸内視鏡検査では異常所見は認めなかった.
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