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市川平三郎先生のRöntgen-Plakette受賞を祝して
丸山 雅一
1
1癌研究会附属病院内科
pp.1331-1332
発行日 1999年9月25日
Published Date 1999/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403102833
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市川平三郎先生(早期胃癌検診協会理事長,国立がんセンター名誉院長,日本対ガン協会常務理事)が1999年度のRöntgen-Plakette(レントゲン賞)を受賞された.まずもって,その快挙を御祝いするとともに,筆者としては,市川先生がこの賞を受けられたことに,わずかながら御役に立てたことを誇りに思いたい.
この賞は,言うまでもなく,X線を発見し,第1回ノーベル物理学賞を受けたWilhem Conrad Röntgen(1845-1923)の偉業を讃えて,その生地レムシャド市が1951年に創設した権威ある賞である.WC Röntgenはレネップ(Lennep)市に生まれたが,現在,レネップ市は合併されてレムシャド市の一部となっている.地図を見ると,このレムシャド市はデュッセルドルフから東に30kmくらいのところに位置し,いわゆる“Bergishcen Land”(Berg Country)と呼ばれる風光明媚な地方の一小都市である.
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