特集 早期大腸癌1994
ノート
大腸超音波内視鏡検査の臨床的意義と限界
坂谷 新
1
,
小泉 浩一
1
,
甲斐 俊吉
1
,
武本 憲重
1
,
丸山 雅一
1
,
上野 雅資
2
,
関 誠
2
,
畦倉 薫
2
,
太田 博俊
2
1癌研究会附属病院内科
2癌研究会附属病院外科
キーワード:
大腸超音波内視鏡
,
深達度診断
,
大腸sm癌
,
傍腸管リンパ節転移
,
skip metastasis
Keyword:
大腸超音波内視鏡
,
深達度診断
,
大腸sm癌
,
傍腸管リンパ節転移
,
skip metastasis
pp.181-183
発行日 1994年2月26日
Published Date 1994/2/26
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403105727
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
はじめに
1987年に直視型の大腸用超音波内視鏡のprototypeであるXCF-UMl(Olympus社)が開発された.それにより,初めて大腸全範囲にわたって超音波内視鏡検査が可能となった.現在では改良されXCF-UM3に至っている.一般に大腸超音波内視鏡検査は腫瘍性病変の深達度,あるいは傍腸管リンパ節転移の同定に優れていると考えられている.
今回は当院で施行した大腸超音波内視鏡検査の成績を踏まえ,本検査の限界と臨床的意義,問題点について述べる.
Copyright © 1994, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.