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今月の症例
腫瘍径6.5mmの進行大腸癌の1例
A Case of Small Advanced Colon Cancer Measuring 6.5mm in Size
佐藤 龍
1
,
渡 二郎
1
,
前田 重明
1
,
嘉島 伸
1
,
斉藤 裕輔
2
,
下田 忠和
3
Ryu Sato
1
1釧路市医師会病院消化器内科
2市立旭川病院消化器病センター
3国立がんセンター中央病院臨床検査部病理
pp.1058-1061
発行日 2009年6月25日
Published Date 2009/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1403101694
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〔患 者〕 70歳代,男性.2008年2月初旬より2~3行/日の下痢が出現した.次第に血便が混在したため当科を受診し,精査加療目的に入院となった.
〔注腸X線所見〕 S状結腸に径6mm大の類円形の隆起性病変を認めた(Fig. 1a).立ち上がりは明瞭で,隆起の中心に浅い陥凹を認めたが,陥凹内に凹凸不整は認めなかった(Fig. 1b).側面像は弧状変形を呈していた(Fig. 1c).
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